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腰の構造

体のゆがみの集積が、腰痛の原因になりやすいです。自然治癒力の低下と体のゆがみから、腰痛の原因と腰痛の症状を探る。

腰痛になりやすい、骨盤の構造と腰の構造

腰椎のしくみ
腰椎のしくみ

腰部の構造と骨盤の構造を改善する骨格矯正

人体を支える軸である背骨は椎骨33~34個とその椎骨と椎骨の間にある椎間円板(椎間板)からなり、頭蓋骨の下から骨盤の中央部分まで連結しています。脊椎の脊柱管という筒状の部分に、頭部の脳から連結している脊髄神経が脊柱管を通って、脊髄神経から枝分かれした神経根という神経の枝が椎骨の隙間(椎間孔)から出ています。

背骨は7個の頸椎・12個の胸椎・5個の腰椎・5個の仙椎・3~4個の尾椎からなり、体の側面から見て前方と後方にゆるやかなカーブ(生理的彎曲)を描いていてS字状になっています。

背骨を側面から観察すると頚椎は前方に弧を描き(頚椎前弯)、胸椎は後方に弧を描き(胸椎後弯)、腰椎(腰椎前弯)では再び前方に弧を描き、骨盤の前傾とともに仙椎は後方に弧を描き、背骨の生理的なS字状カーブを描いています。

この生理的彎曲の背骨のS字状のカーブにより体のバランスを保ち、4~6Kgの頭部の重量を支えて、地面からの反作用をも吸収し、2本足で立ったり歩行したりしているのです。

背骨は体のバランスを保っているだけではなく、上半身を前後左右に曲げたり捻転したりなどの様々な動作に対応できる構造ですから、逆に体のゆがみにより背骨のゆがみが生じてしまうと体のバランスを保てなくなり、腰痛の症状に悩むことにつながる可能性が高くなります。

体のゆがみから体軸が歪んだ状態では、あらゆる動きがぎこちなくなり、動作をするにも無駄が多い動きになり効率が悪くなります。 更には筋肉のこりが生じやすかったり疲れやすかったり、転びやすく怪我をしやすいといったマイナス面も伴います。

アリスリートにとっても正しい体軸のアライメントは大切です。 骨盤の歪みや骨盤が傾いていない状態で、脊柱のラインが正しく背骨が正しくS字状のカーブを描いていれば、あらゆる動きは連動して美しく定まります。

小さな歪みがどこかに生じていても、体軸アライメントはドミノ倒しのように乱れる傾向があり全身のバランスが崩れます。 体のゆがみが拡大拡散して全身のゆがみへとつながる原因になります。

特に猫背は、「老化の始まり」と言われているように、バランスが悪くなって背骨にも負担がかかり、慢性腰痛に苦しむことになりかねないのです。

椎骨と椎骨の間にある軟骨で出来た椎間板は、衝撃を吸収したり背骨の自由な動きをスムーズにしたりする役目を担っています。

硬い部分で被われた椎間板の表面には線維輪があり、線維輪の中にはゼリー状の髄核という部分があり、この髄核がはみ出して神経根を圧迫して腰の痛みが出ているのを腰椎椎間板ヘルニアと呼び、首の場合は頚椎椎間板ヘルニアという病名になります。

腰椎は5個の椎骨により形成され、脊柱管の中には腰髄や馬尾神経が存在し、腰髄からは左右5対の腰神経が椎間孔から出て臀部・大腿・下腿・足先へつながっています。

腰椎の前面では腰部交感神経が周囲の臓器(骨盤内臓器)と神経ネットワーク網よりつながっています。そのため内臓疾患により内臓神経反射で腰椎が歪み、腰痛を発症するということが起こります。

腰周囲の主な筋肉(腰周囲の筋肉と協調しながら、腰の安定と保護をしている)

  • 脊柱起立筋
  • 腸腰筋
  • 腸肋筋
  • 腸骨筋
  • 腰腸肋筋
  • 大腰筋
  • 腹直筋
  • 小腰筋
  • 錐体筋
  • 大殿筋
  • 外腹斜筋
  • 中殿筋
  • 内腹斜筋
  • 小殿筋
  • 腹横筋
  • 大腿筋膜張筋
  • 腰方形筋
  • 梨状筋
  • 腸腰筋
  • 内閉鎖筋
  • 腰腸肋筋
  • 外閉鎖筋
  • 腹直筋
  • 上双子筋
  • 錐体筋
  • 下双子筋
  • 外腹斜筋
  • 恥骨筋
  • 内腹斜筋
  • 腹横筋
  • 腰方形筋

腰部の主な靭帯(腰周囲の筋肉と協調しながら、腰の安定と保護をしている)

  • 前縦靭帯
  • 後縦靭帯
  • 黄色靭帯
  • 棘上靭帯
  • 棘間靭帯
  • 鼡径靱帯
  • 裂孔靱帯
  • 反転靱帯

腰痛の原因になりやすい部位

腰部は構造的に不安定で力学的にかなりの負担が強いられやすい部位があります。

  • 第4腰椎と第5腰椎の前方変位

    生理的な腰椎前弯からさらに増幅します。

  • 腰仙関節

    腰椎と仙骨の間には1日に1万5千回もの動きが加わると言われています。

  • 仙腸関節
  • 股関節の周囲

    骨盤のゆがみにより、位置がくるいやすい。

  • 恥骨結合

    出産、開脚ストレッチなどで離開しやすい。

  • 腰椎椎間板(腰椎椎間板ヘルニア)
  • 腰仙関節

    前方変位しやすい。

骨盤補正はヒップを下から高く持ち上げて、お尻を丸く整え骨盤もしっかりサポートしますが、体全体のゆがみが正される必要があります。

中でもインナーマッスルである大腰筋とハムストリングの緊張バランスが、拮抗しながら体幹を支えていますから特に重要です。

体のゆがみが​腰椎と骨盤周囲の​バランスをくるわせて、​腰痛に結びつきます
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